2019年6月20日(木)から、今年度の第一次試験の申し込みが始まります。受験予定の方は、申し込みの準備を進めましょう!
まずは過去問題を見てみよう!
試験にどんな問題が出るのか、過去数年間分の問題を見てみましょう。日本技術士会のホームページに過去の問題と正答が公表されています。残念ながら、解答解説はありません。
科目は、基礎科目、適性科目、専門科目の3つです。
適性科目は、ざっくりいうと、技術者としての倫理観を問われます。一般的な社会人としての常識と、出題されやすい法令を覚えておけば、合格できます。
基礎科目は過去問題を眺めていると、なんだか難しそうだなぁと思うかもしれません。しかし、基礎科目は過去問題から繰り返し出題される問題が多いですし、出題される分野がかなり特定されますので、自分の得意な分野、やや得意な分野を中心に勉強していれば合格できます。
専門科目も、同じです。難しそうな問題が多く見えても、ほぼ決まった分野から、そして過去問題から繰り返し出題されるので、自分の得意・不得意の分野をしっかり見極めて、試験勉強の計画を立てていれば、合格ラインに達することができます。
専門科目の部門を決めよう!
一次試験の専門科目は、勉強しやすい、大学で専攻していた、実務と関係している、の3点から考えて、合格しやすそうな部門を選ぶといいですよ。
過去問題を見て、行けそう!と思えばそれでOK、もし肌に合わないなと思ったら、他の部門の過去問題を見てみるのもオススメです。
そして、市販の参考書(試験問題の解答解説集)が販売されている部門も、勉強しやすくなるので、オススメです。市販の解答解説集がなければ、自分で調べないといけません。自分で調べることそのものは勉強になるのですが、時間と手間が非常にかかります。時間に余裕がある方には、自分で解答解説集を作成することをオススメします。
一次試験を受ける方は、社会人の方が多いと思います。日中は仕事をして、朝または夜、そして休日に試験勉強をしていたのでは、時間が限られてしまいます。それに、仕事で疲れてモチベーションも上がらずに、準備不十分のまま試験本番に挑む、もしくは試験に行かない!?ということにもなりかねません。
効率よく勉強できる部門を選ぶことも、ポイントです。
写真を準備しよう
出願には顔写真が必要です。早めに写真を撮っておきましょう。写真は、申し込み日から6カ月以内に撮影したもの必要です。
申し込み書の案内に、写真のサイズが書かれていますので、よく読んでから撮影しましょうね。白黒でもいいですけど、ほとんどの人はカラーを選ぶのではないでしょうか。
仕事の帰りに撮影するのもいいですが、疲れた顔で写ってしまうかもしれません。一次試験は口頭試験がないので、試験時の本人確認にしか写真を使いません。しかし、私の個人的な考えですが、試験など写真は、なるべく元気な表情の方がいいかなぁと思います。
あっという間に申し込み期間が終わる
申し込み期間は、意外と短いです。今年は、2019年7月3日(水)までです。申し込み書の作成と、受験料の支払いもしないといけません。
受験しようと思ってたけど、申し込み期間がすでに終わってた!とならないように、早めに準備しましょう。
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