技術士第二次試験の筆記試験では、知識の引き出しを豊富に持っていると、高得点の論文が書けるようになります。今の時代は、ほぼすべての人がスマートフォンを持っていますよね。そのスマートフォンのアプリの中から、「キーワード学習に使えそうな暗記アプリ」を紹介します。
令和2年度の第二次試験に向けて
キーワード学習に使えそうな暗記アプリ
まとめたキーワードを覚えよう!
以前に筆記試験の対策として、キーワード学習を紹介しました。しかし、ただキーワードをまとめただけでは、筆記試験で論文は書けません。まとめたキーワードを覚えて、試験本番で思い出してアウトプットすることで、高得点の論文が期待できます。
アウトプットは論文を書く練習で訓練するとして、キーワードを覚えるにはどうすればいいでしょうか?
基本は「繰り返し読む」です。しかし、ほとんどの人はキーワードをまとめただけで満足してしまい、繰り返し読むことまでやっていないことが多いです。
そこで「繰り返し読む」ために、ほぼすべての人が持っているスマートフォンを活用してみましょう。スマートフォンのアプリには、さまざまな種類のものが開発されています。その中の勉強サポートツールとして、暗記アプリもさまざまなものがあります。ちょっとした隙間時間に使えるものを紹介します。
キーワードの暗記に使えそうな暗記アプリ4選
キーワード学習でまとめたキーワードを、暗記アプリを使って覚えましょう!リマインド(復習)機能があったり、PCとスマホで連動してるものもありますよ。皆さんの勉強スタイルに合わせて、使いやすそうなものを選んで試してみてくださいね!
わたしの写真暗記帳(無料)
ノートの写真を撮ったり、PDFを読み込んで、覚えたい部分にマーカーを付けます。マーカー部分が隠れた状態になった問題を作れます。キーワード学習をワードやエクセルを行なっている方は、PDF形式で保存して、このアプリに読み込ませて使うといいですよ。または、キーワード学習をまとめたものを印刷して、その写真を撮って使うのもいいですね。間違いが多い問題のみをピックアップすることもできるようです。
分散学習帳(無料)
このアプリは、科学的根拠のある学習法「分散学習」で記憶を定着させる学習アプリです。無駄のない復習をすることで、効率的に記憶を定着させるそうです。覚えたいことをカードにして登録します。そうすると、学習するたびにアプリがベストな復習時期を計算して、知らせてくれるそうですよ。自分の学習状況を確認できるので、モチベーション維持にもいいですね。また、このアプリは、メンタリストDaiGoさんとDaiGoさんの弟さんが制作されているそうです。
モノグサ(無料)
単語帳を作成すると、アプリが自動で問題を作成してくれます。単語帳がベースなので、キーワード学習の長い文章には不向きかもしれません。しかし、アプリが自動で問題を作成すること、アプリのテストをすると記憶度を3段階(記憶済み、記憶中、弱点)で表示し、次のテストでは「弱点」を中心に出題してくれるので、使い方次第では役立つアプリです。また、記憶状況によって、アプリが自動で問題の難易度を調整してくれるので、弱点克服には良いと思います。
忘却曲線で暗記アプリ-reminDO 無料(無料)
キーワード学習でまとめたことを、このアプリに入れておくと、忘れるタイミングで通知される仕組みです。アプリには、テキストでも、URLでも、画像でも何でも登録できます。アプリが自動的に登録した内容を通知してくれるので、表示されたものを復習するだけでOKです。
いかがでしたか?紹介したアプリは、すべてiphoneでダウンロード可能です。Android端末では、アプリがないかもしれません。その場合はご容赦ください。
「知識の引き出し」を増やすには、キーワード学習をご覧ください。
整理したキーワードを使って論文を書く前に、論文の書き方をご覧ください。
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