いよいよ週末は2019年度の技術士第二次試験

今週末の14日・15日は、2019年度の技術士第二次試験ですね。受験される皆さんは、最後の追い込みをなさっていることだと思います。

試験まであと2~3日間、この期間はどんな心境で過ごしたり、試験勉強を続けていけばいいでしょうか。今日は、私が試験直前のときに、どんな心境で過ごしていたのかをお話しますね。

自分に「大丈夫」と言い聞かせる

ほとんどの人が「試験でわからないことばかりだったらどうしよう」、「時間内に書けるだろうか」、「あまりよくない結果になったらどうしよう」と程度の差はあるかもしれませんが、不安になると思います。

そんなときは「大丈夫、大丈夫。なんとかなる。」と自分に言い聞かせます。そうすると、少しは心に余裕が出てきます。

試験当日に会場に着いても、周りの人たちが自分よりも優秀に思えてきます。そんなときも「大丈夫、大丈夫。」とつぶやいて、気持ちを静めていました。

これまでやってきたことを振り返る

大丈夫とつぶやいているときに、ご自身がこれまでどんな勉強をしてきたのかを、振り返ってみます。そうすると「大丈夫」という言葉に重みが増してきます。

そして「これまでこんなに頑張ったのだから大丈夫だ」という気持ちが出てきて、落ち着いてきます。

論文で書き間違いやすいところを再確認する

気持ちが落ち着いてきたら、これまでに論文の書き方で指摘を受けたところ、つい思い込みで書いてしまった文章、表現がイマイチだったところを再確認します。

なるべく「1日1回以上の再確認」をするとよいですよ。

試験の2日前から論文は書かない

今年度から、試験は総監の択一式を除いて、すべて記述式になりました。

つい試験の直前まで、論文を書いて練習しよう!という気持ちになってしまいがちです。しかし、ここはあえて「論文は書かない」という行動も取れるようにしましょう。

試験の前日まで論文を書いていると、手や腕が疲れてしまい、試験本番で実力を発揮できずに終わってしまう恐れがあります。

試験本番をベストコンディションで過ごすことを、心掛けましょう。

キーワード学習の復習を行なう

論文を書かない代わりに、キーワード集の復習を行ないます。

黙読で大丈夫です。ななめ読みでも良いと思います。何回も復習することで、記憶が確かなものになります。

完全に覚えていなくても、そのキーワードのポイントをつかんでいればOKです。試験で8割ほどの記述はできると思います。

 

第二次試験は年1回です。これまでの試験勉強の成果を出せるように、そして悔いが残らないように、準備を進めていきましょう。

 

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