第二次試験の受験申込提出期限と第一次試験再試験の合格発表。4月下旬は、技術士試験関係の節目が2つもありました。第一次試験再試験を合格された皆さん、おめでとうございます。そして、第二次試験を受験予定の皆さん、試験勉強は進んでいますか?
※タイトルを変更しました(2020年5月4日)
モチベーションを高めて、第二次試験を乗り切ろう!
令和元年度第一次試験再試験の合格おめでとうございます
2020年4月28日、第一次試験再試験の合格発表が行われました。
3月実施という年度末で忙しいなか、そして新型コロナウイルスの影響で世の中が落ち着かないなか、試験勉強をして受験に臨んだ皆さんは、本当によくがんばられましたね。10月試験が延期になってしまい、ふたたび3月試験に向けてモチベーションを高めて維持するのは、とても大変だったと思います。
そして、合格された皆さん、本当におめでとうございます!技術士への第一歩を歩み始めた皆さんは、技術士になりたいというモチベーションが最高潮だと思います。このまま第二次試験に向けて、準備を進めていきましょう。
令和2年度の第二次試験に向けて
いま勉強して、差をつけよう!
今年度の受験予定の皆さんは、申込書の提出が終わり、少しホッとしていませんか?
緊急事態宣言で、テレワークや外出自粛が続いています。例年よりも自宅にいる時間が増えている方がほとんどだと思います。いまこの時期だからこそ、試験勉強に取り組みましょう。
最初は論文がうまく書けないかもしれません。まだ論文を書き始めたばかりなので仕方ありません。書けなくて、練習をやめてしまう方が多いですが、練習すれば合格論文が書けるようになります。
論文の「型」を身につけよう!
まずは過去問題、特に令和元年度の試験問題を実際に解いてみましょう。試験問題の設問は、令和2年度もほぼ同じだと思います。理由は、令和元年度の試験問題は、全部門でほぼ同じ設問だったからです。この傾向は、試験制度が大きく変わらない限り、続くと思います。ほぼ同じ設問を使う方が、試験問題を作成する方も楽ですので。
過去問題を何回か解いて、論文の「型」を身につけましょう。「型」が分かると、どんな問題が問われても、「型」に合わせて解答すればいいので、とても論文が書きやすくなります。
それではどうやって「型」を身につけるか。まず見出しです。言い換えると、論文の目次ですね。見出しを見ただけで、論文の内容が予想できるようにします。そうすると、試験官が本文を読む前に見出しだけで、論文の内容がおおまかに理解できます。そのため、試験官は安心して本文を読めて理解が深まり、合格ラインに達しやすくなります。
また、見出しがしっかりできていると、論文を書き進めながら論旨がずれるということが無くなります。論旨が一貫している論文は合格ラインに達しやすくなります。見出しが上手に書けるようになると、メリットが多いですよ。
次回は、知識の引き出しについて説明します。
令和2年度の試験対策講座はこちらです。