昨日は令和元年度の技術士第一次試験でした。台風19号の影響で、東京と神川で試験が中止され、宮城・新潟・石川では試験開始が1時間繰り下げられました。
受験された皆さんの中には、台風の影響で試験前日や当日はなかなか落ち着けなかった方も多かったのではと思います。大変お疲れさまでした。
東京・神奈川で受験予定だった皆さん、そのほかの地域で受験できなかった皆さん、今回は残念でしたが、これまでの試験勉強はきっと来年度の試験に役立つはずです。気持ちを切り替えて、来年度に再チャレンジしてください。
1週間後には、技術士会のホームページで試験の正答が公表されると思います。受験された皆さんの中で持ち帰った問題用紙に解答をチェックしている人は、必ず確認しましょう。3科目とも50%以上の正答で合格です。
自己採点で合格されていた皆さんは、この勢いのまま、令和2年度の技術士第二次試験の受験を検討してみてはいかがでしょうか。しばらく経験を積むということで、ほかの資格試験や業務に打ち込んでみるのもよいでしょう。
特に、業務経験が10年以上の方は、令和2年度の技術士第二次試験を受験されることをオススメします。
技術士の第二次試験は、「試験本番まで、いかにモチベーションを維持して試験勉強を行なうか」が合否のポイントとなります。
第二次試験の合格率は13~18%程度です。低いなぁと思われるかもしれません。これは、受験の申し込みをしても、試験勉強のモチベーションが続かなくて勉強不足のため、試験に不合格になってしまう方が多いからです。第二次試験は、試験対策を行なって、あきらめずに試験勉強を続ければ、必ず合格できる試験です。
一次試験に合格してモチベーションが高まっているときに、そのままの勢いで第二次試験に挑戦するのもいいと思いますよ。
そして、自己採点で合格ラインに達していなかった皆さん、少し残念ですが気持ちを切り替えましょう。
もしかすると、12月の合否発表で合格しているかもしれません。まだ望みは捨てずに、しばらくは業務に集中しましょう。
来年度の一次試験を受験予定の皆さん、今年度の勉強方法を見直してみましょう。勉強が足りなかったかなぁと思われる科目について、来年度は少し集中的に勉強してみるのもよいでしょう。
本講座では、今年度は一次試験の応用理学部門の過去問題について、解答解説集を作成しました。おかげ様で多くの方にご活用いただけました。
そこで来年度は、応用理学部門の他に、環境部門の過去問題の解答解説集の作成を予定しています。完成しましたら、このサイトでご連絡します。